少し違った視座で、伏見をさらに盛り立てようと企画された『こといろはノート 京都伏見編』。
京都に由縁のある多種多様なクリエイター47人の中にスタジオバウから3名、
久保田康夫（カメラマン）、竹澤麻子（グラフィックデザイナー）、中村亮太（グラフィックデザイナー）が
参加させていただきました！

『こといろはノート 京都伏見編』は伏見の名所・旧跡・名物などを詠う五七調の言葉に
作品を重ね合わせ、さながら"いろはかるた"のような表紙が47種類あります。
高度な活版印刷の技術と使用紙の特性により、一冊一冊で微妙に異なる情緒豊かな
ノートに仕立がっています。サイズも使いやすく、オススメです。
販売は下記にて。お近くにいらっしゃったら是非一度、覗いてみてください！

●7月5日(火)から『京都活版印刷所 伏見』にてノートを販売開始
http://cappan.co.jp/archives/2109
http://cappan.co.jp/cotoirohanote

［EVENT］
●7月12日(火)～26日(火) INOBUN京都四条本店1Fにて展示販売
●7月21日(木)～8月31日(水) イオンモール久御山店内INOBUN久御山店にて展示販売

地蔵院、建仁寺塔頭正伝永源院の襖絵のほか油絵、
墨書、陶芸などの展示です。

4月13日（土）午後3時～5時はご本人がいらっしゃって、
『森のプロジェクト・チャリティーオークション』も開催されるそうです。

お時間のある方は是非、足を運んでみてください。

「てっさい堂」貴道裕子様の内容の濃いコレクションをご紹介するこの本は、
コーディネイトはもちろん、貴道様の豊富な経験とアイデアで
全面的なご協力をいただいて出来上がったわけですが、
撮影、デザインを全て私どもにお任せいただいた事は大変に嬉しく思います。
プロデューサー井澤様、編集者松岡様には感謝・感謝です。

フォトグラファー 久保田　康夫
画像処理 橋野 太造
AD・デザイン 竹澤　麻子

よろしければ、一度手にとってご覧ください。

てっさい堂　貴道裕子　著　　「染付」　　ハースト婦人画報社　刊

私にとって今年は料理本YEARのようです。

春のグルマン料理本特別賞受賞、６月に辻静雄食文化賞をいただき、
今回の「未在」料理本発刊です。

本の内容は高麗橋「吉兆」の真髄を心底持っておられる料理人
「石原仁司」氏の今の集大成です。

石原氏はまだまだ次の料理に挑戦されてる中ですから、
あえて『今』の「未在」を写し留めたと申したいと思います。

私にとっては思いの深い一冊となりました。
たぶん私にとって、最後であろう大型フィルムでの撮影でした。

デジタルのカジュアルさで石原氏には勝てないと思い、
あえて４×５サイズのフィルムで撮影しました。
これが本当にフィルム納めかと。

こちらの本は、申し訳ございませんが一般書店では取り扱っておりません。
書店に申し込んでいただくか、私にご連絡いただければ、手には入ります。

もし興味をお持ちの方がいらっしゃったら、是非ご覧ください。
よろしくお願いいたします。

3月にご報告いたしました「世界グルマン料理本特別賞」に加えて
「辻静雄食文化賞」を頂戴し、ダブル受賞となりました。

第２回辻静雄食文化賞　決定

今回嬉しかったのは、受賞理由の中で、この本の趣旨に深い理解を示して
くださったことと、ヴィジュアルへの挑戦も評価対象としていただいことでした。

こうして結果を頂戴して思うのは、この受賞はひとえに周りの方々のご指導の
賜物であり、ご鞭撻いただいた方々に改めてお礼を申し上げたいということです。

みなさま、本当にありがとうございました。